KEIGAKUJI IN THE MEDIA
新聞に綴られた、
慶覺寺の歩み。
坐禅の時間、地域とのつながり、住職のこと。
新聞・雑誌に紹介された、山寺のささやかな歩みを集めました。
HIGHLIGHTS
慶覺寺を知る、三つの記事。
Carrel / 月刊キャレル / 2022年2月号 · 2022年2月20日発行
変わりゆく社会の中で、人に寄り添う仏教を。
僧侶になるまでの歩み、AI研究、慶覺寺のこれからを語る4ページのインタビュー。変化する社会の中で人に寄り添い、地域に開かれたお寺を目指す思いが伝わります。
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新潟日報 Otona+ / Niigata Nippo Otona+ / 2022年6月14日
人が集まり、元気が出るお寺へ。
慶覺寺での坐禅会と、僧侶・社会学者としての春龍住職を紹介。地域の人が集まり、悩みや不安を和らげられるお寺づくりへの思いを伝えています。
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新潟日報 / Niigata Nippo / 2021年10月24日
AIと人間の関係を、慈悲の視点から考える。
読書欄「にいがた人の本棚」で、山本弘『アイの物語』を紹介。AIと人間の関わりを、慈悲や仏教の視点から考える春龍住職の読書案内です。
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新しい掲載日から順に、6件の記事をご紹介します。
2026年5月23日(ファイル名による) / 三條新聞 / Sanjo Shinbun
ガーヴィー春龍住職(長岡市)説法 28日曹洞宗西明寺(三条市)
西明寺(三条市)で開かれる春龍住職の法話を紹介。大乗仏教の「空」と命をテーマにした講話の案内と、来日から僧侶となるまでの経歴を掲載しています。
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紙面を目視照合した参考文字起こしです。表記や判読の不確かな箇所は、紙面もあわせてご確認ください。
ガーヴィー春龍住職(長岡市)説法
28日曹洞宗西明寺(三条市)
三条市吉田、曹洞宗西明寺(佐藤道春住職)は二十八日午前十一時から西明寺で「般若を語る」と題した説法を行い、米国インディアナ州出身で、長岡市蓬平町、曹洞宗慶覺(けいがく)寺のガーヴィー春龍住職が大乗仏教の「空(くう)」の教えを解説する。
西明寺の大般若法要に合わせて初めて企画した。
演題の「般若」とは仏の知恵を意味する。「命」についても解き明かすという。説法の後、おときもある。
ガーヴィー住職は一九八四年生まれで、ことし四十二歳。米国の名門スタンフォード大学などで学び、二〇〇八年に来日した。三条市の学校でALT(外国語指導助手)として従事した際、慣れない生活に悩み、西明寺の坐禅会に参加。その力を思い知り、佐藤住職に師事して法を授かった。布教師としても力を尽くしている。
誰でも参加できる。参加費は二千円。準備の都合があるため、事前に西明寺(☎三四―二三三〇)に連絡する。
〔写真説明〕
「般若を語る」ちらし
2022年6月14日 / 新潟日報 Otona+ / Niigata Nippo Otona+
座禅でまちを元気に
慶覺寺での坐禅会と、僧侶・社会学者としての春龍住職を紹介。地域の人が集まり、悩みや不安を和らげられるお寺づくりへの思いを伝えています。
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座禅でまちを元気に
社会学者の一面も
ガーヴィー春龍さん=長岡・慶覺寺=
長岡市蓬平町にある曹洞宗の慶覺寺の僧侶、ガーヴィー春龍さん(37)は米国出身。2008年に来日し、三条市の小中学校で外国語指導助手(ALT)を務めた。日本での生活に悩んでいたが、三条市の西明寺で座禅したことで気持ちが楽になり、座禅の力に引かれて、12年に出家した。
西明寺で修行した後、昨年7月、西明寺の末寺で、300年以上の歴史がある慶覺寺に赴任。現在は座禅会を開きながら住職になるための修行中だ。
一方、米スタンフォード大にも在籍。人工知能(AI)との共存をテーマに研究する社会学者の一面を併せ持つ。
「日本は安全で、貧富の差も海外より大きくない。仏教の教えのおかげで素晴らしい国になったのに、若者は『仏教はお葬式だけ』というイメージ。せっかく良い教えがあるのに伝わっていない」。ガーヴィーさんは訴える。
自身は心理的に苦しんでいるとき、寺で悩みや不安が解消された。多くの人たちが集い、元気が出る場になれるよう、座禅によるまちおこしをしたいと考えている。
「外国人の視点で仏教の素晴らしさを伝えたい。私の役割は、いろいろな人たちの受け皿になること」と優しく笑った。
【写真説明・上】
慶覺寺の本堂で座禅を組むガーヴィー春龍さん=長岡市
【写真説明・下】
座禅道場として曹洞宗の認可を取得。月2回、座禅会を開催している
2021年10月24日 / 新潟日報 / Niigata Nippo
AIに慈悲が生じたら
読書欄「にいがた人の本棚」で、山本弘『アイの物語』を紹介。AIと人間の関わりを、慈悲や仏教の視点から考える春龍住職の読書案内です。
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にいがた人の本棚
AIに慈悲が生じたら
米スタンフォード大研究員、僧侶 ガーヴィー春龍さん
『アイの物語』 山本 弘 著
長岡市蓬平町にある慶覺寺で僧侶を務める傍ら、米スタンフォード大の人工知能(AI)関連の研究所にも籍を置いています。AIが人間にもたらす効果や影響が研究テーマです。
欧米のSFでは、進歩を遂げたAIは、映画「ターミネーター」のように、人類の脅威となる存在として描かれることが多いです。米国に次いでAI研究の歴史が長い日本のSFで、AIがどのように扱われているか知りたいと思い、読んだのが短編集『アイの物語』でした。アンドロイドが人間の若者に物語を聞かせるという設定です。
その中の一編「詩音が来た日」は、AIを搭載された介護ロボット「詩音」が施設で研修を積むというストーリーです。高齢者の世話をしつつ人間と交流するうち、詩音は苦しんでいる人間を助けたいと思うようになります。
死の不安にさいなまれる高齢者に対して、詩音は「私はあなたから、多くの貴重なことを学びました。私はあなたを決して忘れません」と優しく語り掛けます。知性を獲得することによって、慈悲の心を得たのです。
AIが賢くなるほど、人を邪魔者とみて敵視するという欧米のSFとは対照的です。
こうした発想の背景には、仏教の思想があるのではないかと考えています。すべての生き物は、いつか死んでいきます。大事な時間をむなしく過ごさないよう、今を懸命に生きるうちに、互いの命の大切さに気付いて慈悲の心が生まれるという考え方です。
私たちも詩音のように、周りの人たちとの思い出を胸に刻むことで、慈悲の心を持って人に接するようにしよう――そんなメッセージが、本書にはあります。
少子高齢化や介護士不足といった現代日本のさまざまな課題についても、作品の中で触れています。たくさんの人に読んでいただきたい作品です。
【写真説明】
「AIが本当の知恵に到達すると慈悲の心を持つという発想は、欧米のSFにはみられないものです」と語るガーヴィー春龍さん
(報道部・田中伸)
【プロフィール】
ガーヴィー・しゅんりゅう 1984年米国インディアナ州生まれ。2008年に来日し、三条市で外国語指導助手(ALT)として4年勤める。10年に禅宗と出会い、21年7月に慶覺寺に赴任。19年、米レンセラー工科大博士課程修了。
2021年6月21日 / 毎日新聞 / Mainichi Shimbun
二つの顔持ち、社会貢献
僧侶とAIを研究する社会学者という二つの活動を紹介。来日、坐禅との出会い、修行を経て慶覺寺へと至る歩みと、社会に貢献する思いをたどります。
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二つの顔持ち、社会貢献
にいがた 人模様
米国人僧侶 祖淵春龍さん(36)
米国出身だが「ZEN(禅)」に興味を持ち、日本で僧侶になった。一方、米スタンフォード大に在籍し、人工知能(AI)を研究する社会学者の顔も持つ。人に寄り添う心と先進的な技術研究――。異なる二つの面から社会貢献を目指すのが「自分流」と考える。
幼い頃は科学者になるのが夢だった。若い頃は不確かな存在を信じることに抵抗があり、無宗教を通した。だが、23歳で来日したことが転機となった。
米ニューヨーク州のバッサー大学で日本語を専攻し、卒業後、三条市の小中学校で外国語指導助手(ALT)として働き始めた。2年がたった頃、「自分はなぜ、家族や友達と離れて日本にいるのか」と思い悩むようになり、そこでたどり着いたのが、曹洞宗の西明寺(三条市)の佐藤道春住職(52)が主催する座禅会だった。
「信仰ではなく、修行」という考え方が心に響き、毎朝の出勤前に座禅を組んで神秘的な世界に身を置くようにした。すると、悩みが消えていった。
そして27歳の時、佐藤住職に弟子入りを決意。師匠と共に檀家に出向く月行を通じて門徒の人たちに感銘を受けた経験が、再び転機となったという。「ご先祖様のおかげで自分は生かされていると深く感謝し、つながりを大切にしていた。僧侶として人の心を支えるだけでなく、さまざまな枠組みから社会貢献したいと思った」
2012年、米国に戻り、社会学者としてのキャリアをスタート。ニューヨーク州のレンスラー工科大で科学技術社会学を専攻し、7年かけて博士課程を修了した。在学中も研究の合間を縫って来日し、曹洞宗の大栄寺(新潟市江東区)の専門僧堂で修行を積んだ。そして20年秋、再び日本に戻り、僧侶になった。戒名は師匠から「春」の一字をもらった。
現在、長岡市蓬平町の山奥に開山され300年以上の歴史を持つ曹洞宗「蓬壺山 慶覺寺」の住職を目指している。21年3月には座禅道場の認可を取得。座禅を中心とした町おこしも見据える。
「インディアナ州に生まれ、まさか新潟に住むようになるとは思わなかった。運命ではなく必然かな」。本堂を背に眼下の山々を眺め、屈託のない笑みを浮かべた。
【プロフィール】
そえん・しゅんりゅう/ガーヴィー・コリン 1984年、米インディアナ州生まれ。2008年に来日し、曹洞宗西明寺(三条市)の佐藤道春住職に師事。僧侶となり、曹洞宗慶覺寺(長岡市)の住職を目指している。米スタンフォード大に在籍し、社会学者としても活動。
【写真説明】
座禅を組む祖淵春龍さん=長岡市の慶覺寺で
2018年9月27日 / 新潟日報 / Niigata Nippo
座禅組み経唱え感じた日本
米国の大学院で学んでいた春龍さんが、休暇を使って大栄寺で3か月修行した姿を紹介。坐禅、読経、お盆の棚経を通じて日本の仏教文化に触れた経験を伝えています。
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座禅組み経唱え感じた日本
米の大学院生 寺修行
休暇活用3か月 お盆の習わしも経験
江南区
米国出身の大学院生、春龍(本名コリン・ガーヴィー)さん(33)が、新潟市江南区沢海にある大栄寺に5月末から9月初旬まで訪れ、修行を積んだ。座禅やお経の唱え方を体験するなど、日本の文化を存分に学んで帰国。将来は本県での就職なども考え、新潟に戻れることを心待ちにしている。
インディアナ州出身。普段は米国内の大学院で工学を専攻する。もともと日本の文化に興味があり、高校や大学でも日本語を学んだ。大学卒業後、2008年から4年間、三条市で外国語指導助手(ALT)の講師も務めた経験を持つ。
禅宗との出会いは10年、たまたま同市にある西明寺の座禅会に出席したことがきっかけ。「座禅を行うことで、自分自身を見つめ直せる」と語る春龍さんは、仕事の傍ら、西明寺に通いつめたという。
今回は西明寺の住職の紹介や大学院の休暇も重なり約3カ月間、大栄寺で修行をすることを決めた。朝4時に起床し、座禅を行うなど僧侶さながらの生活を送った。最初は集団生活に慣れるまで大変だったが、「先輩方は優しく指導してくれた」という。
お盆期間には新発田市で家を一軒一軒回ってお経を唱える「棚経」も経験した。
「地域の人が、自分を一人のお坊さんとして見てくれたことがうれしかった」と振り返った。修行を終え春龍さんは「普段当たり前に感じることがいかに幸せなことか、多くのことを学べた」と充実感を語った。
早ければ来年中に大学院を修了予定。将来は本県での就職や、寺での修行も視野に入れており、再び新潟に戻ってくる日を心待ちにしている。
【写真説明】
座禅に取り組む春龍さん=新潟市江南区
慶覺寺への赴任前、大栄寺での修行を紹介した記事です。
記事に記載された所属・年齢・催しなどは掲載当時の情報です。三條新聞の掲載日は元ファイル名に基づきます。